病気とスピリチュアル 3 ~病気を手放したくない~
実はご自身でも気づかず、病気を大切にしてしまっている人がいるんです。
病気であることは、辛いこともたくさんあります。
そして、制約もあり、できないことも多いはずです。
だから、普通は早く治って健康を取り戻し、
いろいろなことができるようになりたいと思うのが当たり前です。
自分でもそう思っていることに疑いなく、それを口にしている人の中にも、
実は、深層心理、潜在意識の中で、それとは逆のことを希望している場合があります。
「治りたくない」という思いは、「治りたい」という思いの影に隠れて、
気づかれないように、そっと存在します。
だから、自分の中にそんな思いがあることにも、なかなか気づけないものです。
では、なぜ「治りたくない」と思うのでしょうか?
そこには、病気のメリットが隠れています。
つまり、病気であることにも、実はメリットが存在します。
例えば、
仕事を休める
家族や友人に優しくしてもらえる
何かを後回しに出来る
がんばらなくてもいい
ひとりぼっちにならない
誰か何かに依存できる
やりたいことを諦める理由にできる
挙げれば、けっこうあるものです。
それらを叶えるために、病気を治したくないと思ってしまう。
病気にもメリットがあり、気づかないうちにそれを使っているかもしれないのです。
治りたいのに、治らないというジレンマを抱えている人は、
心の奥底を覗いてみてください。
でも、そのときにお願いがあります。
自分のことを責めないでください。
あなたには、そうせざるを得ない理由があったはずです。
それが良いとか悪いとか、そんなことはどうでもいい。
そんな自分を自分で赦して労わってあげてください。
その上で、
「治りたくない」と思っていたことを自分で認めてください。
それだけで良いのです。
そして、できるなら、
病気によって助けられていた何かを
病気以外の方法で改善する方法を探してみてください。
その方法は、必ずあるのです。
それを病気が教えてくれたのだと思ってみてください。
病気は言っているのかもしれません。
「早く気づいて。あなたが本当に求めているものに」
だから、
病気を悪者にして、憎んだり恨んだりしないであげてください。
だから、
あなた自身も、病気自体も、本当は悪くないのです。
ただ、そこには
まだ気づけていないことや伝えたいことがあるだけです。
もちろん、医学的対応も必要でしょう。
それらがうまく機能しないとき、
心の奥にそんな思いがあるかもしれないと考えてみてください。
病気と闘うことを止めて、メッセージに耳を傾け、
そして、もし感謝できる気持ちなれたら、
病気は役割を終えて、あなたの元から去って行くかもしれません。
今日も、ご訪問ありがとうございます
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